「プログラミングスクールはやめとけ」は本当か——スクール23社の費用と転職支援を公式サイトで確かめた

更新日 2026-09-17(読者に見える文字が変わった日。数字の確認日は本文に)・誰がどう調べているか

台帳の数字は63社の公式サイトを読んで数えたものです(2026-09-14時点)。求人票の数字や、一般に言われていることの整理は、本文でそのつど出どころを書いています。

目次
  1. 先に結論
  2. 1. 「高いのに見合わない」と言われる費用は、社によってまったく書き方が違う
  3. 2. 「無料スクールには裏がある」と言われる、無料の条件を読む
  4. 3. 「卒業しても転職できない」と言われるが、転職支援は書いてあるか
  5. 4. 「独学で十分」は、確かめられない
  6. 確かめられること・確かめられないこと
  7. よくある質問
  8. 次に見るもの
  9. 近いことを書いた記事
  10. 次に見るところ

「プログラミングスクールはやめとけ」「お金の無駄」と言われるとき、話題になっているのは主に費用に見合うかと、卒業後に仕事につながるかの2つです。当サイトが確かめられるのは、そのうち費用の書き方と支援の記載です。

当サイトの台帳にあるプログラミングスクール23社の公式サイトを読み、費用の書き方・無料の条件・転職支援の記載を数えました(各社の確認日は、それぞれの会社ページにあります)。

先に結論

言われること 当サイトで確かめられたこと
高いのに見合わない 23社のうち12社が受講料ありと書いている。一部有料(条件つきの無料など)は3社、費用を見つけられなかったのは1社
無料スクールには裏がある 無料には条件がついていることがある(公式サイトの原文を下に引用)
卒業しても転職できない 面接対策を書いているのは7社、キャリア相談は11社。転職できた割合は確かめられない
独学で十分 確かめられない。学ぶ人と目標によって違う

今回確かめたのは費用と支援の記載で、費用対効果や受講すべきかどうかは判断できません。比べるときの材料として使ってください。

1. 「高いのに見合わない」と言われる費用は、社によってまったく書き方が違う

公式サイトの費用の書き方 社数
受講料あり 12社
一部有料(条件つきの無料、有料のコースもある等) 3社
無料と書いている(何が無料かは社ごとに違う) 5社
相談・カウンセリングが無料と書いている(受講料は別) 2社
費用を見つけられなかった 1社

「無料」の記載には、受講料が無料のものも、登録や初回の相談だけが無料のものも含まれます。受講料そのものが無料の社数ではありません。

受講料の出し方も、定価・実質負担額・給付金を使った場合の額など、社によって違います。公式サイトの書き方の例です(原文のまま・確認日は各社のページ)。

スクール 公式サイトの費用の書き方
忍者CODE 「転職支援プラン 448,000円 (税込)~」
techmeets 「ライトプラン 3ヶ月 ¥165,000(税込)」
SHIFT TERAS CAMPUS 「定価料金:690,800円(税込)」(補助金を利用した場合の額も書かれている。適用の条件は公式サイトで確認)
Python Winner 「受講料「最大80%」給付対象」

「最大」と書いてある割合や、補助金・給付金を使った場合の額は、条件を満たしたときのものです。定価と、自分が条件に当てはまるかを、申し込む前に確かめてください。

2. 「無料スクールには裏がある」と言われる、無料の条件を読む

無料と書いているスクールにも、条件が書いてあることがあります。

スクール 公式サイトの書き方
ポテパンキャンプ 「29歳以下完全無料」
ProgrammerCollege(プログラマカレッジ) 「受講料0円」
0円スクール(ゼロスク) 題名「実践的なスキルが身につく無料のプログラミングスクール」、本文に「ゼロスクが無料の理由」

当サイトは各社の利用規約まで数えていません。無料のスクールを選ぶときは、年齢などの対象条件、就職先の制限があるか、途中でやめたときに費用がかかるかを、その社の「無料の理由」や規約で確かめてください。

3. 「卒業しても転職できない」と言われるが、転職支援は書いてあるか

公式サイトに書いてある支援を数えました。

公式サイトに書いてある支援 社数
学習・研修 11社
キャリア相談 11社
面接対策 7社
職務経歴書・書類添削 5社
ポートフォリオ 5社

書いてあることと、実際に転職できるかは別です。当サイトは転職できた割合を持っていません。公式サイトに「転職成功率」などの数字がある場合は、何を分母にした数字かを確かめてください。

未経験から入る場合は、スクールのほかに、スクールの受講を経ずに求人の紹介を受ける選択肢もあります。台帳では未経験可を掲げる入口を未経験からITのサービス(16社)に分けています。

4. 「独学で十分」は、確かめられない

独学で足りるかは、何を作れるようになりたいか・どれくらいの期間で・いくら使えるかで変わります。当サイトには判定できません。

スクールを選ぶなら、次の順で公式サイトを見ると比べやすくなります。

  1. 費用:定価と、実質負担額の条件
  2. 無料の条件:年齢・就職先・途中解約の扱い
  3. 転職支援:面接対策・書類添削・キャリア相談が書いてあるか
  4. 対象:未経験向けか、経験者のスキルアップ向けか

確かめられること・確かめられないこと

確かめられること

  • 台帳63社のうち、スクール23社の公式サイトに、費用・無料の条件・支援内容が書いてあるか(読んだURLと確認日は各社のページ)

確かめられないこと

  • 受講して転職できた割合、卒業後の年収
  • 講師やカリキュラムの質
  • 各社の利用規約の細かい条件(数えていません)
  • 「やめとけ」と言われる理由は、そう言われている内容の整理で、当サイトの調査結果ではありません

よくある質問

プログラミングスクールは本当に無駄ですか

当サイトは無駄かどうかを決められません。台帳のスクール23社では、受講料ありと書いているのが12社、一部有料が3社でした。「無料」の記載も、受講料・登録・相談のどれが無料かが社によって違い、転職支援の書き方もばらばらでした。費用の条件と、欲しい支援が書いてあるかを確かめてから選んでください。

無料のプログラミングスクールに条件はありますか

条件が書いてあることがあります。たとえば「29歳以下完全無料」と書いているスクールがあります。就職先や途中でやめたときの扱いは社ごとに違うので、その社の公式サイトと規約を読んでください。

スクールと転職エージェントはどちらを使えばいいですか

学ぶ時間を買うのがスクール、求人の紹介を受けるのが転職エージェントです。違いは転職エージェント・スクール・フリーランスの違いにまとめました。

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