フリーランスのデメリットを、台帳63社の公式サイトに書いてあることだけで確かめる

更新日 2026-09-25(読者に見える文字が変わった日。数字の確認日は本文に)・誰がどう調べているか

台帳の数字は63社の公式サイトを読んで数えたものです(2026-09-14時点)。求人票の数字や、一般に言われていることの整理は、本文でそのつど出どころを書いています。

目次
  1. 先に結論
  2. 1. 働いた月の報酬が入るのは、翌月以降
  3. 2. 税金と保険は、自分で払うものになる
  4. 3. 案件が切れたときの備えは、項目としてはある
  5. 4. 契約までに、商談という段が挟まる
  6. 5. 確かめられないものは、確かめられないと書く
  7. 探すときの入口
  8. 確かめられること・確かめられないこと
  9. よくある質問
  10. 次に見るもの
  11. 近いことを書いた記事
  12. 次に見るところ

フリーランスのデメリットとして挙がるものは、公式サイトで確かめられるものと、人によって違うので確かめられないものに分かれます。フリーランスになるべきかどうかは、当サイトには判定できません。収入も案件の切れ方も、人と時期によって違うためです。

当サイトが確かめられるのは、フリーランス案件を扱うサービス23社の公式サイトに、何が書いてあるかだけです。この記事では、その範囲で確かめられたことを原文のまま並べます。報酬の額そのものの書き方はフリーランスエンジニアの年収に分けてあるので、ここでは繰り返しません。

先に結論

言われるデメリット 当サイトで確かめられたこと
報酬がすぐに入らない 公式サイトに書いてある。働いた月の締めから、支払いまでに1か月以上あく社がある(原文を下に引用)
税金と保険を自分で払う 書いてあることから分かる。確定申告の相談や税理士費用を売りにしている社があり、裏返せば自分で行うもの
案件が切れると報酬が無くなる 備えの項目を置いている社はある。ただし条件も金額も公式サイトの控えには無い
契約までに手間がかかる 公式サイトに書いてある。エージェントを挟んだ商談の説明がある
収入が下がる 確かめられない。当サイトはフリーランスの収入を数えていない
社会的信用が落ちる 確かめられない。審査の話で、台帳に材料が無い

確かめられたのは上の4つです。残りは、そう言われている内容の整理で、当サイトの調査結果ではありません。

1. 働いた月の報酬が入るのは、翌月以降

これはいちばんはっきり確かめられるデメリットです。正社員は毎月決まった日に給与が出ますが、業務委託は締め日と支払日が契約で決まります。この期間を支払いサイトと呼びます。

公式サイトに自社の条件を書いていたのは次の社でした(原文のまま・確認日は各社のページ)。

サービス 公式サイトの書き方(原文) 働いた月から見ると
エンジニアルーム 「報酬のお支払いを末締め翌月20日という支払いサイトでご提供しています」「月末締めの翌月20日払いです」 翌月20日
TECHBIZ(テックビズ) 「弊社の支払いサイトは一律で『月末締め・翌月20日払い』となっております」 翌月20日
techadapt(テックアダプト) 「稼働月当月末締め翌月末日にお支払いいたします(月末締め翌月末日支払いの30日サイト)」 翌月末日

月初に働いた分は、入るまで50日以上あく計算になります。Midworksはよくある質問に「標準的な支払いサイトはどのくらいですか」という項目を置いていましたが、答えの本文は当サイトの控えに入っていません。

エンジニアルームは同じ箇所で「業界内では月末払いもまだまだ主流」とも書いていました。自社の条件を売りとして書いているということは、遅い条件もあると、その会社が見ているということです。これは各社の書き方から読めることで、当サイトが業界の分布を数えたものではありません。

登録する前ではなく、案件ごとに締め日と支払日を確かめてください。サービスが同じでも、案件によって条件が違うことがあります。

2. 税金と保険は、自分で払うものになる

雇用ではなくなるので、社会保険・税金・経費の扱いが変わります。ここは制度の話なので当サイトが判定するものではありませんが、各社が何をサポートだと書いているかは確かめられます。

サービス 公式サイトの書き方(原文)
techadapt(テックアダプト) 「確定申告時の税理士報酬負担!」「税理士費用負担について」
TECHBIZ(テックビズ) 「日々の記帳や確定申告、経費についてなどご参画いただいた皆様はお気軽にご相談いただけます」「確定申告が難しそう」
ポテパンフリーランス 「案件参画後の契約書類作成や請求業務のサポート」

サポートとして挙がっているものが、そのまま自分で行うことの一覧になっています。記帳、確定申告、経費の判断、請求書の作成です。サポートの有無と中身は社によって違うので、必要なものが含まれるかを申し込む前に確かめてください。

3. 案件が切れたときの備えは、項目としてはある

案件のない期間に報酬が無いこと自体は、契約の形から出てくるものです。この点について、Midworksは公式サイトに「報酬保障」という項目を置いていました。

ただし当サイトの控えには、この項目の名前しか入っていません。適用される条件、金額、期間は確かめていません。名前があることと、自分に適用されることは別です。使うつもりなら、条件を直接確かめてください。

4. 契約までに、商談という段が挟まる

正社員の応募は面接ですが、案件はエージェントを挟んだ商談になることがあります。フリーランスボードは、案件が決まるまでの流れを「エージェントとあなたの三者で商談を実施します。商談を通じて、案件の詳細」と説明していました。

手間そのものは、良い悪いではありません。ただ、働き始めるまでに何段あるかは、案件が切れてから次が決まるまでの期間に効きます。

なお、フリーランスボードは他社のサービスを紹介するページも持っています。そこに書かれた支払い条件や評価は、他社についての記述なので、この記事では引用していません。

5. 確かめられないものは、確かめられないと書く

次の3つは、そう言われている内容の整理です。当サイトの調査結果ではありません。

  • 収入が下がるか … 当サイトはフリーランスの収入を数えていません。案件の報酬の書き方だけをフリーランスエンジニアの年収に載せています
  • 社会的信用(住宅ローンやクレジットカードの審査) … 審査の話で、台帳にも求人票にも材料がありません
  • 孤独・相談相手がいない … 数えようがありません

この3つを数字で語っている記事があれば、その数字の出どころを見てください。

探すときの入口

いまの状況 台帳から
業務委託の案件を探したい フリーランス案件のサービス(23社)
雇用のまま条件の違う求人を探したい 経験者向けの転職サービス(20社)
3種類の違いから確かめたい 転職エージェント・スクール・フリーランスの違い

確かめられること・確かめられないこと

確かめられること

  • フリーランス案件を扱うサービス23社の公式サイトに、支払いサイト・確定申告のサポート・商談の流れがどう書かれているか(読んだURLと確認日は各社のページ)

確かめられないこと

  • フリーランスになるべきかどうか。当サイトには判定できません
  • フリーランスの収入、案件が切れる頻度、次が決まるまでの期間
  • 報酬保障の条件・金額・期間。項目の名前しか確かめていません
  • 公式サイトに支払いサイトを書いていない社の条件

よくある質問

フリーランスのデメリットは何ですか

当サイトが公式サイトで確かめられたのは、報酬が入るまでに1か月以上あく社があること、確定申告や請求の作業が自分の仕事になること、案件までに商談の段が挟まることの3つです。フリーランスになるべきかどうかは、当サイトには判定できません。

フリーランスは収入が下がりますか

当サイトは数えていません。フリーランスの収入のデータを持っていないためです。案件の報酬が公式サイトにどう書かれているかだけを、別の記事にまとめています。

報酬はいつ入りますか

案件と契約によって違います。台帳の公式サイトには、月末締めの翌月20日払い、月末締めの翌月末日払いと書いている社がありました。案件ごとに締め日と支払日を確かめてください。

次に見るもの

近いことを書いた記事

同じ職種・同じ切り口の記事です。順番に意味はありません(語の近さで並べています)。

次に見るところ