「システムエンジニアはやめとけ」の中身を、求人票22件で確かめる

更新日 2026-09-17(読者に見える文字が変わった日。数字の確認日は本文に)・誰がどう調べているか

台帳の数字は63社の公式サイトを読んで数えたものです(2026-09-14時点)。求人票の数字や、一般に言われていることの整理は、本文でそのつど出どころを書いています。

目次
  1. 先に結論
  2. 1. 「年収が低い・上がらない」
  3. 2. 「担当によって仕事がまったく違う」
  4. 3. 「客先常駐になる」
  5. 4. 「技術を自分で選べない」
  6. 次の求人を探すときの、3つの探し方
  7. 確かめられること・確かめられないこと
  8. よくある質問
  9. 次に見るもの
  10. 近いことを書いた記事
  11. 次に見るところ

「システムエンジニアはやめとけ」は、言っている人が指しているものがバラバラです。仕事の中身の話をしている人と、働く場所の話をしている人と、年収の話をしている人が、同じ言葉を使っています。

ここでは4つに分けて、当サイトが数えられるものは数字を出し、数えられないものは「確かめられない」と書きます。

当サイトの求人票127件のうち、システムエンジニアは22件で、2件以上あった20職種の中で件数がいちばん多い職種でした。提示年収の中央値は下限475万円・上限800万円です(出どころは1社・レバテックダイレクトの公式サイト、確認日2026-08-22)。

先に結論

言われること 当サイトで確かめられたこと
年収が低い・上がらない 昇給や転職後の年収は確かめられない。求人票の提示額は、上限800万円以上が22件中12件
担当によって仕事がまったく違う 求人票の職種名だけでは担当を見分けられない
客先常駐になる 職種名だけでは判断できない。実際の就業先は募集要項や面談で確かめる
技術を自分で選べない 確かめられない。当サイトはこの点を数えていない

当サイトが数字を出せたのは、求人票の提示額だけです。残りは「そういう現場もある」としか言えません。

1. 「年収が低い・上がらない」

入社後に上がるかどうか、転職で上がるかどうかは、当サイトでは確かめられません。持っているのは求人票に書かれた提示額だけです。

その提示額を、システムエンジニアの求人票22件で数えました。

見たもの 結果
件数 22件(20職種の中で最多)
提示年収の中央値 下限475万円・上限800万円
いちばん低い下限/いちばん高い上限 300万円/1,200万円
上限が800万円以上の求人 12件
上限が600万円以下の求人 9件

幅がとても大きいのが特徴です。同じ「システムエンジニア」という職種名で、上限600万円以下の求人が9件、上限800万円以上の求人が12件と、どちらもまとまった数がありました。

近い職種と並べると、こうなります。

職種 件数 提示年収の中央値(下限〜上限)
フルスタックエンジニア 11件 500〜800万円
プロジェクトマネージャー 17件 600〜900万円
システムエンジニア 22件 475〜800万円
プログラマ 3件 420〜600万円

今回の集計では、プロジェクトマネージャーの中央値がシステムエンジニアより高く、プログラマは下でした。フルスタックエンジニアは上限の中央値がシステムエンジニアと同じで、下限の中央値だけが上に出ています。プログラマは3件しかないので、この差は1件で動きます。

数字の限界も書いておきます。求人票の提示額で、決まった年収ではありません。1社ぶんの求人票で、22件のうち17件は勤務地が東京都です。全127件の数え方は職種別の年収レンジにあります。

2. 「担当によって仕事がまったく違う」

システムエンジニアという職種名には、要件を決める・設計する担当と、作る・試験する担当の両方が入ることがあります。

求人票の職種名だけでは、どちらの担当かは分かりません。上の22件で提示額の幅が大きいことと担当の違いが関係しているかは、求人票1件ずつの担当を数えていないので、当サイトには分かりません。

見るべきは募集要項の「業務内容」の行です。要件定義・基本設計という語があるか、詳細設計・製造・テストが中心か。

3. 「客先常駐になる」

職種名だけでは判断できません。同じシステムエンジニアという職種名でも、働く場所は求人ごとに違います。

実際の就業先と勤務形態は、募集要項と面談で確かめてください。当サイトは求人票ごとの勤務形態を数えていません。

SESという契約の形についてはSESとは何かに、「SESはやめとけ」の検証は「SESはやめとけ」の中身にまとめました。多重下請けの構造はSIerとは何かにあります。

4. 「技術を自分で選べない」

確かめられません。使う技術を誰がどう決めるかは、会社や現場によって違います。当サイトはこの点を数えていません。

次の求人を探すときの、3つの探し方

辞め方より先に、次に何を探すかを決めておくと、求人を比べやすくなります。台帳63社を分けると、探し方は3つあります。

探し方 探すもの 台帳から
SEの求人を、条件を変えて探す 担当・勤務地・提示額の違う求人 経験者向けの転職サービス(20社)
社内SEの求人を探す 事業会社の社内システムを担当する求人 社内SEの求人を扱うサービス(17社)
業務委託の案件を探す 雇用ではない契約の案件。社会保険や報酬の受け取り方が変わる フリーランス案件のサービス(23社)

担当・勤務地・報酬は、どの探し方でも求人ごとに確かめる必要があります。経験者向けの20社のうち、費用の区分に「無料」を含むのは14社でした。何が無料か(求人の紹介・相談・会員登録)は社ごとに違います。

確かめられること・確かめられないこと

確かめられることは、求人票の件数と提示額(1社の公式サイト・確認日2026-08-22)と、台帳63社の公式サイトに書いてあったことだけです。読んだURLと確認日は各社のページにあります。

確かめられないこともそのまま書きます。

  • 入社後の昇給や、転職前後の年収の変化は持っていません
  • 求人票1件ずつの担当(上流か下流か)と勤務形態は数えていません
  • 技術の決め方は数えていません
  • 年収は求人票の提示額です。在籍者の平均でも、決定額でもありません
  • 4つの理由は、そう言われている内容の整理であって、当サイトが調査で見つけたものではありません

よくある質問

システムエンジニアの年収は低いのですか

当サイトの求人票では、システムエンジニア22件の提示年収の中央値が下限475万円・上限800万円で、上限800万円以上の求人が12件ありました。入社後の昇給や在籍者の年収は確かめていません。出どころは1社の公式サイトの求人票です。

SEとプログラマで、求人票の提示年収は違いますか

当サイトの求人票では、システムエンジニア22件の中央値が475〜800万円、プログラマ3件が420〜600万円でした。プログラマは件数が少ないので、この差は1件で動きます。

システムエンジニアは客先常駐になりますか

職種名だけでは判断できません。実際の就業先と勤務形態は、募集要項と面談で確かめてください。

システムエンジニアの次の求人は、どこで探せますか

当サイトの台帳では、経験者向けの転職サービスが20社、社内SEの求人を扱うサービスが17社、フリーランス案件のサービスが23社ありました。担当・勤務地・報酬は求人ごとに確かめる必要があります。

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