転職エージェントの費用は誰が払うのか——ITエンジニア向け33社の公式サイトの書き方を数えた

更新日 2026-09-17(読者に見える文字が変わった日。数字の確認日は本文に)・誰がどう調べているか

台帳の数字は63社の公式サイトを読んで数えたものです(2026-09-14時点)。求人票の数字や、一般に言われていることの整理は、本文でそのつど出どころを書いています。

目次
  1. 先に結論
  2. 「無料」が何を指すかは、社ごとに違う
  3. 有料の記載がある社は、スクールを組み合わせたサービス
  4. 許可番号は「企業から手数料を受け取る」ための許可
  5. 費用を確かめる順番
  6. 確かめられること・確かめられないこと
  7. よくある質問
  8. 次に見るもの
  9. 近いことを書いた記事
  10. 次に見るところ

転職エージェントの費用で気になるのは、求職者が払うのかどうかだと思います。当サイトが確かめられるのは、公式サイトに費用がどう書いてあるかだけです。実際にいくらのお金が動くかは持っていません。

台帳にあるITエンジニア向け転職エージェント33社の公式サイトを読み、費用の書き方を数えました(各社の確認日は、それぞれの会社ページにあります)。

先に結論

知りたいこと 当サイトで確かめられたこと
求職者が払うのか 33社のうち22社が公式サイトに「無料」と書いている。ただし何が無料かは社ごとに違う
有料と書いている社はあるか 受講料などの有料の記載があるのは2社(一部有料)と1社(受講料あり)。どれもスクールを組み合わせたサービス
何も書いていない社は 8社。無料とも有料とも言えません。当サイトが公式サイトで見つけられなかった、という意味です
企業はいくら払うのか 確かめられません。紹介手数料の額は公式サイトに出ていません

「無料」が何を指すかは、社ごとに違う

「無料」と書いてあっても、求人紹介が無料なのか、相談だけが無料なのか、会員登録が無料なのかは別の話です。台帳では、費用区分の文字どおりに分けています。

公式サイトの費用の書き方 社数
「無料」と書いている(相談・登録が無料という書き方を含む) 22社
一部有料 2社
受講料あり 1社
費用について書いていない 8社

「無料」の中身をさらに分けると、「無料」とだけ書いている社が14社、「無料(カウンセリング)」のように相談が無料と書いている社が3社で、残りは「会員登録が無料」といった書き方でした。

申し込む前に、その社の公式サイトで「何が無料か」を読んでください。

有料の記載がある社は、スクールを組み合わせたサービス

有料の記載がある社の原文です(原文のまま・確認日は各社のページ)。

サービス 公式サイトの記載 何についての記載か
ネットビジョンアカデミー 「受講料は0円」「32歳以上の方は有料コースになりますので、予めご了承いただけますと幸いです。」 (公式サイトには「19歳-32歳」という書き方と「32歳以上は有料」という書き方の両方があります。32歳の方は各社に確かめてください) 受講するコースの条件
ProgrammerCollege(プログラマカレッジ) 「受講料0円」 受講料
Python Winner 「受講料「最大80%」給付対象」 受講料と給付金

どれも「求人紹介が有料」という意味の記載ではありません。学習を組み合わせたサービスで、受講料についての記載です。スクールの費用の書き方は「プログラミングスクールはやめとけ」の中身にまとめています。

許可番号は「企業から手数料を受け取る」ための許可

転職エージェントが人に仕事を紹介して手数料を受け取るには、有料職業紹介事業の許可が要ります。番号の真ん中の「ユ」は有料の頭文字ですが、求職者から料金を取るという意味ではありません。

台帳では、29社が許可番号を公式サイトに出していて、見つけられなかったのは4社でした。番号の読み方と、厚生労働省のデータベースで実在を確かめる方法は有料職業紹介事業の許可番号とはにあります。

番号が出ていることは、費用が無料であることの証明ではありません。別の話として見てください。

費用を確かめる順番

  1. 何が無料か:求人紹介・相談・会員登録のどれについて書いてあるか
  2. 受講料の有無:学習を組み合わせたサービスなら、定価と条件
  3. 許可番号:許可番号が出ているか
  4. 対象:自分が対象に入るか(経験者向けか、未経験向けか)

4つ目で見る一覧が変わります。

いまの状況 台帳から
実務経験があり、次の職場を探したい 経験者向けの転職サービス(20社)
これからITに入りたい 未経験からITのサービス(16社)
業務委託の案件を探したい フリーランス案件のサービス(23社)

確かめられること・確かめられないこと

確かめられること

  • 台帳63社のうち、転職エージェント33社の公式サイトに、費用がどう書いてあるか(読んだURLと確認日は各社のページ)
  • 許可番号を公式サイトに出しているかどうか

確かめられないこと

  • 企業が払う紹介手数料の額(公式サイトに出ていません)
  • 書いていない社が、実際に無料かどうか
  • 無料と書いている社の、その後の請求の有無(利用規約までは数えていません)
  • 費用の仕組みの説明は、一般に言われている内容の整理で、当サイトが各社に確かめた結果ではありません

よくある質問

転職エージェントの費用は求職者が払うのですか

台帳のITエンジニア向け転職エージェント33社では、22社が公式サイトに「無料」と書いていました。ただし何が無料か(求人紹介・相談・会員登録)は社ごとに違います。費用を書いていない社も8社あります。

有料と書いてある転職エージェントは何が有料ですか

台帳では、有料の記載がある社はどれもスクールを組み合わせたサービスで、受講料についての記載でした。求人紹介そのものが有料だと書いている社は見つかっていません。

費用が書いていないサービスは避けるべきですか

当サイトは避けるべきかどうかを決められません。書いていないことは、無料でも有料でもないという意味です。申し込む前に、その社の公式サイトと利用規約で確かめてください。

次に見るもの

近いことを書いた記事

同じ職種・同じ切り口の記事です。順番に意味はありません(語の近さで並べています)。

次に見るところ